4月より、父 敬詞の後継として大庭建設の代表に就任しました。
父は「大工という仕事は、立てる人の夢の実現のお手伝いができる、とても素晴らしくやりがいのある仕事だ。」と常々口にしておりました。幼少のころ、仕事場から聞こえる金槌を打つ音や木の匂いを感じながら、また墨打ちなどの作業を見ながら「これがあの大きな家となり、何十年も生活を支えていくんだ…」とぼんやり思っていたことを思い出しています。
父は、宮大工として技術を磨き、生まれ育った太宰府に腰を据え、技術やコスト面でもお客様に満足していただける住宅を提供したい、また、現在は少なくなっている宮大工の技術と伝統を、若い世代に伝えたいという思いを強く持ってこの会社を創業しました。私もその思いを受け継ぎ、そして、今の時代のニーズに応えられる提案ができるような力を持った会社にしたいと考えております。
木材で癒される 安心の換気 エコな断熱 安全な耐震
社員と知恵と汗を出し合いながら、会社の発展を目指して精進してまいります。
今後とも、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 大庭 敬子
~『木材の持つ可能性と建築の創造性を、大工さんは実現する』~
社会の要請により、建築基準法をはじめとした法令等の変化もあり、様々な工法も生まれています。
今の日本では、「安心・安全」が大前提のもと、より合理化・効率化を優先する風潮から空間的余裕がなくなってきている傾向があります。もちろんいい面がたくさんあります。その一方でゆとりや継承されてきた技術による恩恵を受けることが少なくなってきているのも事実です。
コンクリートや新建材でなく、自然素材や空間を活かした家づくりこそ、「木造建築」だと思っています。「木」は自然の恵みを得、風雨に耐えて数十年・数百年生きてきたものだからこそ、大工の技術により安定した土台が築け、人々との調和と安らぎを与えるものになります。これらのことから伝統技術を受け継ぎ、現代に対応できる、大工の人材育成が住宅建築には必要不可欠だと考えています。
そして、いい家づくりには、大工以外にも多くの専門の業者間のチームワークと信頼関係が必要です。加えて建築に携わる職人・スタッフの家づくりへの高い意識醸成と施主への気配りを集結させられるようなリーダーとしての大工の育成が必要とも考えています。
以上のような想いを胸に、施主の期待に応えられる大庭建設の経営に取り組む覚悟でいます。
名称 | 大庭建設株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 大庭 敬子 |
登録 | 建築工事業 福岡県知事(特)第 69152 号 一級建築士事務所 福岡県知事登録 第 1-44499 号 宅地建物取引業 福岡県知事(2)第 16408 号 |
創立 | 昭和60年7月 |
所在地 | 福岡県太宰府市内山653-2 |
TEL | 092-922-6822 |
FAX | 092-922-2811 |
営業種目 | 建築一式工事、設計監理、宅地建物取引、解体工事、土木工事、農業 |
資本金 | 2,500万円 |
取引金融機関 | 西日本シティ銀行 筑紫農業協同組合 |
加入団体 | 福岡県建設業協同組合 筑紫建設業協同組合 太宰府市建設協力会 筑紫法人会 太宰府商工会 |